◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2026 女子日本代表―ウェールズ(2026年10月24日 東京・秩父宮ラグビー場)
女子日本代表は23日、日本協会創立100周年記念試合として行われるあす24日のウェールズ戦を前に、会場の秩父宮ラグビー場で連日練習を行った。直前には練習を終えたばかりの男子代表と合流し、上下白色の特別ジャージーを着て合同で記念撮影。出場すれば初キャップとなる22番のSO伊藤ちひろ(早大)は兄・龍之介(明大)と言葉を交わし、つかの間の家族の時間を楽しんだ。
練習後に取材に応じた伊藤は、「お互いに(大学の)寮に住んでいて、会うことが少ない。1週間ずっと緊張していた中で、久しぶりに身内に会ったので安心した。兄の顔を見てほっとした」と笑顔で語った。普段はメッセージアプリでこまめに連絡を取り合うといい、悩み事を相談すると「うまくいかなくても、リュウからは“そんなもんだよ、思いきってやればいいんだよ”と言ってもらえる」と頼れる存在であることも明かした。
神奈川県出身の伊藤は3人兄妹の末っ子で、長兄の耕太郎(BR東京)、次兄の龍之介と3人そろってポジションは司令塔役のSO。兄妹間はそれぞれ3学年ずつ離れており「あまり一緒に(練習は)やっていなかった記憶がある」と話すが、コロナ下では実家に戻っていた兄2人と3人で「ずっと練習していた」といい、結束の固さを披露した。
プレーヤーとしての強みはスペースを見つけて自ら仕掛けること。兄の紹介で会話と握手を交わした男子日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチからも「兄と同じプレー(スタイル)でしょ、と言われました」と語った伊藤。「今まで経験したことがない責任と桜を背負って、ピッチに立つ覚悟が固まった」と、兄とともに日本を勝利に導くことを誓った。
2026年10月23日 19時44分