◇女子ゴルフツアー NOBUTA GROUPマスターズGCレディース第2日(2026年10月23日 兵庫県マスターズゴルフGC=6520ヤード、パー72)
2打差の5位から出た通算2勝の永井花奈(29=ServiceNow)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。ショット好調で今大会の目標ラインである通算16アンダーのペースで折り返し、自身初のシーズン2勝目に加え、今大会で初の年間獲得賞金1億円突破も見えてきた。桑木志帆(23=大和ハウス工業)ら6人が1打差2位につけた。
クラブハウスに戻ってきた永井は、自信に満ちていた。単独トップで折り返し、7月以来の今季2勝目が視野に入った。「昨日、今日とティーショットがいい。久々にフェアウエーをキープできた。理想的なゴルフができた」と満足感を漂わせた。
インから出て、10番で7メートルを沈めてバーディー発進すると、16番で143ヤードの2打目を2メートルに、17番パー3で178ヤードを4メートルにつける好ショット。スコアを伸ばした。前週の予選2日間で一緒に回った、同じ持ち球(フェード)である桑木の球をしっかり捉える打ち方を参考にティーショットが安定。「アイアンのイメージも良くできた。狙ったところに完璧に落ちた」と振り返った。
毎シーズン、毎試合ごとに細かい目標を立てる逆算思考の持ち主。今大会のミッションは「獲得賞金を1億円に乗せたい」。現在は年間獲得賞金6位の9520万8285円で、単独9位(賞金500万)以上なら超える計算だ。トップ10確実のラインを通算16アンダーと想定。「4アンダー×4日間で16。ハーフ2アンダーで毎日回れれば」と思い描き、そのペースでの折り返しに成功した。
ラウンド後はすぐに配信動画を見直し、AIツールを駆使して情報収集も行う。「過去イチ、ゴルフと向き合っている」と自覚する研究の虫にとって、今の課題は週末2日間の失速。「予選が良くて決勝が悪くなる傾向がある。(残り2日は)それを克服するチャンスでもある」。一流プロの証である年間1億円の大台へ、壁を乗り越えた先に新しい自分が待っている。
2026年10月24日 05時30分