大相撲の伊勢ケ浜部屋が24日、新横浜公園相撲場で相撲普及を目的とした「出張稽古」を開催した。昨年に次いで2度目で師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)、十両・嵐富士、翠富士、九州場所で新十両に昇進する旭富士らが参加。旭丘高相撲部員、地元の横浜相撲クラブの子供らに稽古をつけた。また髪結い実演や弓取り式、質問コーナーなど公開稽古のみだった前回よりも参加者、見学者らが楽しめる内容となった。伊勢ケ浜親方も「子供達が楽しんでもらえれば」と感想を述べた。
昨年2月に当地に土俵を寄贈した伊勢ケ浜親方は現役時代から相撲人口の減少に危機感を抱いており、相撲未経験の子供達にも魅力のある環境作りを必要性を説いている。「(現状の課題は)日頃から子供たちが相撲に触れ合う機会が少ないのかなと思っています。中学、高校と続けてやることが大事と考え、クラブ活動を増やすことに力を入れてやっていきたいという思いから始めている」と話した。
12月には滋賀県内に新たな相撲クラブが立ち上がる予定。さらには浜松、名古屋、大阪、神戸などでも相撲クラブの新設を企画している。同親方は「ただ、土俵を作る、土俵を寄付するだけでは子供は集まらない。そのクラブとして成り立つことをどうやって地域の人と協力していくかことを一番集中してやっている。あと10年で20箇所くらい」と目標を掲げた。
2026年10月24日 23時22分