昨季限りで現役を引退した元中日投手の祖父江大輔氏(39)が24日に放送されたフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後4・30)にゲスト出演し、試合で投げたくないあまりにブルペンで“演技”をしていた過去を明かした。
この日のテーマは「黄金コンビ」。各スポーツ界から黄金コンビが出演するなか、野球界からは元中日のレジェンド左腕・山本昌氏(61)と祖父江氏が登場した。
2人の関係性について聞かれると、山本氏が「凄く年が離れている(22歳差)んですけども、僕の勝ちにも凄く貢献してくれました」とまずは笑顔。
祖父江氏は「昌さんは僕が生まれる4年前からプロ野球選手だったんで」とし、「僕、高校、大学、社会人まで野球やらせてもらって26歳でプロ入ったんですけど、まだいらっしゃいました」と50歳までマウンドに上がった山本氏にリスペクトをにじませながら笑わせた。
「僕が1歳の時に中日を優勝に導いた大投手」と先輩への尊敬が止まらない祖父江氏だが、そんなレジェンドの勝利がかかっている試合で中継ぎ登板するのは大変だ。
「正直、山本さんの現役後半になると、ほぼ記録がかかってくるんですよ。なので、本音をいうと中継ぎ投手は山本さんが先発の時、投げたくないんですよ」とぶっちゃけた祖父江氏。
「自分が投げて(打たれたら)その記録がなくなってしまうので。なので、僕の場合だと、ブルペンで、投手コーチの目の前で“ちょっと肩痛いなぁ…”とか“ちょっとめまいがするなぁ…”とか。そういうアピールをしてましたね」と“演技”してまで登板回避しようとしていたと笑わせた。
もちろん、それはバラエティー番組ならではのリップサービス。「投げるってなった場合は腹をくくって、山本さんのためにって」と必死に腕を振った。
当時49歳だった山本氏の最年長勝利記録がかかった試合でもリリーフした祖父江氏。マウンドに上がるのが「怖かったですね、正直」と打ち明ける。
山本氏は「僕、5回まで0点で阪神を抑えて。代わるぞって投手コーチに言われたんで、次、誰が来るのかなって待ってたんです、通路で、ナゴヤドームの。そしたら祖父江が小走りで来て。もうね、真っ白な顔してたんです。逆にかわいそうだなと思って。あれが何十年ぶりの最年長勝利の更新だったので」と申し訳なさそうな表情を浮かべて後輩に感謝する。
必死に腕を振り、チームと山本氏の勝利に貢献した祖父江氏。「僕の人生の宝です」とワイルドイケメンな顔をほころばせて安どしていた。
2026年10月25日 18時48分