◇明治安田J1リーグ C大阪 2―2 千葉(2026年10月25日 ヨドコウ)
C大阪サポーターの試合後のブーイングが全てを物語っていた。後半アディショナルタイムに2点を奪って勝ち点1を奪い取ったが乏しい内容。試合後の選手も喜びよりも厳しい表情が浮かんだ。
「きょうは正直、手応えはないです。最後にパワープレーで得点を取っただけ。勝たなければいけない試合。前節(名古屋戦)は良かったかもしれないけど、きょうは楽観的に“良く引き分けた”と思いたくない」とはMF香川真司。同点ミドルを叩き込んだMF横山夢樹は「ポジティブに捉えるしかない」としつつ「サポーターの皆さんがブーイングする気持ちは分かる。ほとんどの試合で相手が優位な展開が続いている。そのことはチームメートもスタッフも全員が分かっている」とリーグ7試合勝ちなしの現実を受け止めた。
パブロマチン監督が信条とする3バックか選手が慣れ親しんだ4バックか。だが香川は構造上の問題ではないという。「3枚だろうが4枚だろうが、どのようなサッカーをしたいのか、クラブが何を考えているのかということが非常に大切で、まとまりや方向性が一番大事。それが明確にならないとハッキリ言ってバラバラな試合になってしまう」。特にこの日の前半のように3バックシステムでは受け手と出し手の二者間だけのサッカーが散見されることが多い。
「皆さんが思うように好きに書いてもらって構いません。僕らは何を言われても仕方がない。ただ、それを認めても仕方がない。何がベストかを選手が判断しなければいけませんし、個々の自覚と責任が求められる。根性論で済ませたくはないですが勝つためにどうすれば良いかを考えるしかない」(香川)
中2日でルヴァン杯4回戦・水戸戦があり、31日には敵地でリーグ鹿島戦。そして11月8日には宿敵G大阪とのダービーが控える。
2026年10月25日 20時08分