◇スポニチ主催女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン(2026年10月25日 東京・有明テニスの森公園)
4年ぶりに出場する第7シードで世界ランキング19位の大坂なおみ(フリー)が25日、大会公式会見に臨んだ。会見終盤には今月のジャパンオープンを最後に現役を引退した男子で元世界ランキング4位の錦織圭さんへの思いを語る場面があった。
今月1日の錦織さんの現役最終戦時は、同時期に行われていた中国オープンに出場しており、現地からライブ映像を見守った大坂。「(錦織さんの存在は)誇りであり、寂しかった。引退を撤回しない限り、彼の試合をもう見られないので。ただ、ここまで成し遂げてきたことは素晴らしいことばかりで、そこは本当に誇りに思える」と我が事のように話した。
同時に去来しているのが、名実ともに自分自身が日本テニス界の“顔”となり、引っ張る立場となった責任感と重圧だ。「大きな心の師だったので、そういう人がいなくなるということは、私がその立場を引き継がないといけないという気持ちもあり、怖くもある」と不安も吐露した。
今季はウィンブルドン選手権で8強入りを果たすなどした大坂だが、ケガによる離脱期間もあり、23年7月の出産後を含めてツアー優勝を果たせていない。完全復活、そして錦織さんから渡されたバトンを引き継ぐためにも、今大会では7年ぶり2度目の優勝を目指す。
2026年10月25日 16時21分