阪神・高橋遥人投手(30)がNPBの投手にとって最高の名誉でもある今年の沢村賞に輝いた。5度の手術を克服した高橋は今季23試合に登板し、16勝3敗、防御率1・87で最多勝、最高勝率の2冠に輝き、チームの球団史上初のリーグ連覇に高く貢献したことが評価された。
「こんなにも凄い賞を受賞できて本当にうれしい。凄い人たちが受賞してきた、雲の上にあるような賞ですかね」
阪神では3度受賞の村山実、小山正明、バッキー、江夏豊、小林繁、そして03年の井川慶に続いて7人目、通算では9度目の受賞だ。今季は投手2冠に加え、月間MVPもセ・リーグでは史上初となる4度受賞。沢村賞も最有力とされていたが、受賞の喜びはひとしおだった。
「全く想像していませんでした。今年は想像してなかったことがたくさんありました。もうダメなのかなって思うときは何度もありました。そのたびにみんなに支えられて投げることができた。この賞もみんなに助けられて獲れた賞だと思う」
プロ9年目で初めて開幕からフルシーズンを完走し、最高の栄誉を手にした。「本当に頑張ってきて良かった。でも今年だけで終わりたくない」と高橋は次のシーズンへの準備に余念がなかった。
2026年10月26日 17時00分