プロ野球草創期の名投手、故沢村栄治氏を記念し、シーズンで最も活躍した先発投手を表彰する「沢村賞」の選考委員会が26日、都内で開かれ、阪神・高橋遥人投手(30)が初受賞した。
阪神の投手の受賞は03年・井川以来23年ぶり。高橋には金杯と賞金300万円が贈られる。
沢村賞の選考基準は(1)15勝以上(2)150奪三振以上(3)8以上の完投試合数(4)防御率2・50以下(5)180投球回以上(6)登板25試合以上(7)6割以上の勝率、の7項目。
高橋はこのうち16勝、150奪三振、防御率1・87、勝率・842で4項目をクリアした。他にも阪神・村上頌樹、ヤクルト・山野太一の2投手も4項目をクリアした。
阪神・才木浩人らも候補に挙がる中、選考委員の堀内恒夫委員長(元巨人監督)は「16勝3敗で13勝の勝ち越しだった。13個の貯金ができる投手はなかなかいかない」と両リーグトップの勝率・842とともに貯金13を高く評価。山田久志委員も「(故障など)幾多の困難を乗り越え、今年前半戦の快投は沢村賞にふさわしい投球内容だった」とし、堀内委員長は「全員一致で決めさせてもらいました」と説明した。
選考会は、工藤公康氏が中日監督に就任したことで規定により委員から外れ、平松政次氏、山田久志氏、斎藤雅樹氏と堀内委員長の4氏での選考となった。
2026年10月26日 17時00分