8勝2分け3敗で2位につけるJ2新潟は28日、新潟・聖籠町のアルビレッジで31日にホームで行われる富山戦に向けて練習を行った。第9節の徳島戦で左ふくらはぎを痛めたDF船木翔(28)が精力的にメニューをこなし、3位との対決でのスタメン復帰へ状態を上げている。
頼もしい男が帰ってきた。強風と寒さにも負けずにフルメニューを消化。守備の要である船木は「(ケガは)凄くよくなった。何も(痛みを)感じずにできた」と充実感を漂わせた。
9月29日のルヴァン杯2回戦の松本戦で右ふくらはぎを打撲。中3日で迎えたリーグ戦の徳島戦で右足をかばってプレーを続けたことで左ふくらはぎを痛め、終了直前に交代した。松本戦まで今季公式戦の全試合にフル出場していた男の戦線離脱。その後、約3週間は別メニュー調整となった。
離脱している間にチームだけでなく、上位陣の試合映像も見て分析した。「ずばぬけていいチーム」という仙台に対し、前節は“走る”、“戦う”というチームの生命線を前面に押し出し、2―1で勝利。ベンチから戦いを見て「優蔵さん(船越監督)が掲げているテーマができていれば仙台にも勝てる。でもそれが出ないと大分(1―5)、横浜FC(0―5)戦のようになる」と感じた。
前節の仙台戦で負傷交代した新井のほか、大西や前田らケガ人が多く出ている苦境でもあり、船木の復帰は何よりの朗報となる。患部はもう心配ない。「試合に出られないことが凄く悔しい」と正直に言う背番号77が見据えるのは、再び上位対決となる富山戦。復活する日は近い。(西巻 賢介)
○…左膝の内側半月板損傷で4月に手術を受けた小野が、一部の練習に合流した。パス&コントロールなどのメニューに入り「久しぶりで楽しかった」と笑顔で振り返ったベテランFWは、11月中の完全合流と12月の試合復帰を目指して慎重にステップを踏んでいく方針。「みんなとやって早く試合をやりたいが、そこは抑えながらいい状態になることを考えてやりたい」と見据えた。
2026年10月29日 04時00分