大関・琴桜(28=佐渡ケ嶽部屋)が29日、九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)へ向け、2日連続出稽古に来た関脇・藤ノ川らと14番取った。最初から連続で取った10番は勝ち残り形式を拒み、藤ノ川に敗れても弟弟子の平幕・琴勝峰らに譲ることなく土俵を支配した。気迫を前面に押し出して取る姿に、好調ぶりがうかがえた。
「体が動いていたしね。15番は行ったと思った」
報道陣からこの日の番数を逆取材して悔しがった。2年前に14勝を挙げて初優勝を飾ったゲンのいい場所だが、「過去は過去。今は今の相撲を」と日々推移する体調、場所ごとに入れ替わる対戦相手に応じて取っていく。
琴桜にとっての九州場所中の恒例行事といえば、11月19日の誕生日。今年は12日目に迎え、20代最後の1年が始まる。「29歳の誓い?“体に気をつける”。現役生活が長いに越したことはない」と淡々と語った。
2026年10月29日 15時58分