大リーグの選手会(MLBPA)は28日(日本時間29日)、選手間投票による今季の各賞の受賞選手を発表。「年間最優秀選手」(プレーヤーオブザイヤー)にカブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)が選ばれたと発表した。
MLBPAは両リーグそれぞれの最優秀選手に加え、メジャーリーグ全体から1人、「年間最優秀選手」を選出する。ア・リーグはアストロズ・アルバレス、ナ・リーグはPCAがリーグ最優秀選手に選ばれ、メジャー全体の「年間最優秀選手」にはPCAが輝いた。
PCAは今季、全162試合に出場し、打率・280、リーグトップタイの45本塁打、107打点、41盗塁を記録。MLB史上7人目の「40―40」を達成した。
米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」がアルバレスでなくPCAが「年間最優秀選手」に選ばれたことについて「bWAR(ベースボール・リファレンス版WAR)の差が重要な事実を物語っている。クローアームストロングはリーグ屈指の攻撃選手だっただけでなく、おそらく最高の守備選手でもあったのだ」と分析。WARは「Wins Above Replacement」の略で勝利貢献度、代替選手と比べてチームに何勝分貢献したかを表す数値で、PCAは9・8でメジャートップ、アルバレスは6・8でメジャー6位だった。
だからこそ「2026年において最高の『オールラウンド・プレーヤー』だったのは明らかにクローアームストロングだった。アルバレスもア・リーグでの選出にふさわしい活躍だったが、全体での最優秀選手としてはクローアームストロングが正しい選択だったと言える」と記した。
また、最優秀新人はア・リーグがタイガースのマゴニグル、ナ・リーグがレッズのスチュワートだった。
ドジャース・大谷翔平は年間最優秀選手、リーグ最優秀選手で、ホワイトソックス・村上宗隆は最優秀新人でそれぞれ最終候補に残っていたが、受賞を逃した。
2026年10月29日 09時49分