巨人・甲斐拓也捕手(33)が楽天に金銭トレードで移籍することを両球団が30日、発表した。
甲斐は24年オフにソフトバンクから巨人へ5年総額15億円の大型契約でFA移籍。加入1年目の昨季は開幕から正捕手として活躍するも、8月下旬に右手を負傷して離脱。シーズン中の復帰はかなわず68試合で打率・260、4本塁打、20打点に終わった。雪辱を期した今季はオープン戦で結果を残せず、10年ぶりの開幕2軍スタート。わずか13試合で打率・100、2本塁打、2打点にとどまった。
取材に応じた水野雄仁編成本部長は、甲斐のトレードについて「せっかく来てもらったんですけど、なかなか出場機会がちゃんとなかったので。なんとかいい形で甲斐選手がまた今後も活躍できる場をと思って、たまたま折り合った。(楽天に)引き受けていただけるということで、移籍になりました」と明かした。
楽天は4年連続でチーム最多先発マスクの30歳の太田が国内FA権を行使する意向を表明。今季FAで加入した37歳の伊藤光には戦力外を通告していた。ドラフト会議で即戦力捕手の青学大・渡部を1位指名も、実績ある捕手の獲得で、捕手陣を強固にしたい狙いがある。
巨人は今季、33歳の大城がチーム最多86試合で先発マスク。30歳の主将・岸田に37歳のベテランの小林も控えるなど捕手陣の年齢層が高齢化していた。
ソフトバンクで育成からはいあがり、主戦捕手になった17年から4年連続日本シリーズ制覇に貢献した苦労人であり実力者。心機一転、新天地で再スタートを切る。
2026年10月30日 12時29分