ラグビーリーグワン1部の東京ベイは30日、南アフリカ代表のHOマルコム・マークス(32)が契約満了に伴い、26~27年シーズン限りで退団すると発表した。東京ベイには20年に入団し、22~23年シーズンのリーグ初制覇に大きく貢献した世界ナンバーワンフッカーは、来季以降は母国でプレーする見通しとなった。
マークスはチームを通じて「この6年間、クボタスピアーズの一員として過ごせたことに、心から感謝申し上げます。この度、家庭の事情により、南アフリカへ帰国するという難しい決断を下しました」などとコメント。旧トップリーグのNTTコム時代を含め、長年プレーした日本への愛と未練を言葉にした。
南アフリカ出身のマークスは1994年7月生まれ。スーパーラグビー(当時)のライオンズでプロキャリアを開始し、16年に代表初選出。19年W杯日本大会では3大会ぶり3度目の優勝に貢献し、23年大会でもケガで離脱するまでメンバーに名を連ねた。25年には国際統括団体ワールドラグビーの男子15人制年間最優秀選手賞を受賞。日本国内でも計4度、ベストフィフティーンに選ばれる活躍を見せた。
▽マークスのコメント全文
株式会社クボタ、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの運営陣、コーチ陣、チームメイト、そしてオレンジアーミーの皆様へ。
この6年間、クボタスピアーズの一員として過ごせたことに、心から感謝申し上げます。この度、家庭の事情により、2026~27シーズンをもって契約を更新せず、南アフリカへ帰国するという難しい決断を下しました。
スピアーズで過ごした時間は、私と家族にとってかけがえのない経験であり、これからもずっと大切に思い出し続けることでしょう。いつも私たちを温かく迎え入れ、コミュニティの一員として受け入れてくださったこと、そして日本での滞在中、多大なるサポートと心遣いをいただいたことに深く感謝いたします。
クボタスピアーズに在籍した間、私はフィールドの内外を問わず常に全力を尽くし、会社とスピアーズを代表する者として誇りを持って行動してきました。ここで得た数多くの機会、友情、そして経験のすべてに、心から感謝しています。
今回一つの章が終わりを迎えますが、スピアーズに対する私の思いは今も変わらず強いままです。今は目前に迫ったシーズンに完全に集中しており、この旅路を最高の形で締めくくれるよう、チームのために全力を尽くし続けます。
これが「永遠の別れ」ではなく、またいつかどこかでお会いできる機会があることを心から願っています。決して容易な決断ではありませんでしたが、皆様が私の決断を理解し、尊重してくださることを信じています。
心からの感謝と敬意を込めて。
2026年10月30日 14時52分