西武の高橋光成投手(29)が2日、本拠ベルーナドームを訪れ、海外フリーエージェント(FA)権の行使を表明した。集まった報道陣から申請書類を提出したかを問われると「はい」と認め、球団を通してコメントを発表した。
「これまで大きなけがもなく1軍の舞台で投げ続けられたこと、支えてくださった多くの方への感謝の気持ちでいっぱいです。FA権については、今後の野球人生を考え、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にした結果、行使することを決めました」
球団からは「これまでライオンズのために投げてくれてありがとう」という言葉もらったといい「素直にうれしかったです。苦しい時期にも起用していただいたからこそ、今の自分があると思っています。本当に感謝しています」と強調した。
続けて「ライオンズで過ごした12年間は、いろいろなことがありましたが、あっという間でした。1人1人の個性を尊重していただき、伸び伸びとプレーさせてもらいました。その環境があったからこそ、自分の力を伸ばすことができたと感じています。ファンの皆さんには、良い時も悪い時も応援していただき、本当に感謝しています。特に、9回にマウンドに上がるときには登場曲が流れ、“行ってこい”と背中を押してくれるような大きな歓声は、とても好きですし、強く印象に残っています。1勝もできなかった年は、自分自身も苦しく、多くの方の期待に応えられなかったと感じていました。厳しい言葉もいただきましたが、それ以上に“お前ならできる”“まだまだいける”と励ましていただいたことが、今も心に残っています。思うような結果が出ない時にも寄り添っていただき、言葉をかけ続けてくださったことが、本当に心強かったです。そうした皆さんの支えがあったからこそ、ここまで投げ続けることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました」と長文で感謝をつづった。
高橋光は前橋育英高から14年ドラフト1位で西武に入団。ルーキーイヤーの15年に5勝を挙げると19年には自身初の2桁勝利に到達。21年から3年連続で2桁勝利を挙げるなどチームを支えてきた。
昨オフにポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指したが、折り合わずに西武に残留。今季は3年ぶりの2桁勝利には届かなかったものの、9勝6敗でチームの2位躍進に大きく貢献した。
2026年11月02日 15時32分