立大3回戦が雨で順延となり悔しがったのが阪神から1位指名を受けた明大・榊原七斗外野手。雨の中で行った試合前の打撃練習中に中止が決まった。
前日の2回戦では右翼席に今季2号、通算13号を叩き込んだが試合は大敗。兵庫から駆けつけていた両親の前で一発を見せられたが笑顔はなかった。連勝すれば早慶戦で慶大が1敗すれば優勝―となるだけに痛い1敗だったわけだ。「まだ優勝の可能性はある。3回戦に勝って可能性を残したい」と打撃練習では気合い十分。右翼席に放り込み、右中間に鋭いライナーを連発するなど榊原の本気度が伝わる練習だった。
練習前のベンチだった。鈴木文雄コーチが榊原をつかまえ「1985年のきょう、11月2日は何の日だ?何が起こりましたか?」と問題を出した。当然生まれてもいない榊原は「う~ん???」と首をかしげるばかり。すると鈴木コーチが「掛布、バース、岡田で阪神が日本一になった日じゃないか」と種明かし。少しでも榊原に勢いをつけようと阪神ネタで背中を押した。
3日の3回戦は4年間の集大成となるラストゲーム。「きょうはやりたかった。あすは勝って笑顔で終わりたい」と表情を引き締た榊原。阪神1位という肩書きを封印し、明大の主砲として打席に立つ。
2026年11月02日 16時26分