昨季限りで引退したミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子シングル銀メダルの坂本花織さんが2日、本紙の取材に応じ、GPシリーズのデビュー戦で優勝した島田麻央(木下グループ)の活躍を「想定内」と話した。
日本時間でこの日の午前まで行われたGPシリーズ第2戦スケートカナダでは、18歳の島田がSP、フリー、合計点といずれも今季世界最高となる得点を叩き出し、合計235・44点で優勝。初めてのGPシリーズで圧倒的な演技を披露して世界を驚かせたが、坂本さん自身、その活躍は想像していたという。
「それぐらいやるだろうなと思っていたし、凄く堂々としていた。トリプルアクセルも毎年、めちゃくちゃ質の高いアクセルになっていっていたので。もうなんか“凄いな”と思っていて。真面目にコツコツと練習している選手なので、そういう結果が得られるんだろうなというのが印象」
第1戦フランス大会では、ミラノ・コルティナ五輪で一緒に戦った中井亜美(TOKIOインカラミ)が優勝。新シーズンが始まり、日本女子の後輩たちの奮闘が際立つ。
「亜美ちゃんは“オリンピアン”っていう肩書きが増えたことによって、注目度も上がったと思うし、今まで感じなかったような重みやプレッシャーがあるかもしれない。でも、そういうところに負けてほしくないなと思っていて。こういったプレッシャーも一つの思い出として、これから先の選手生活につなげていってほしいなって思います」
世界選手権で4度の優勝を果たし、五輪では2大会連続で団体、個人とメダルを獲得した坂本さん。昨季まで日本女子のエースとして戦い、現在は指導者としてのキャリアを歩み出しており「支える立場として、メダルを獲れる選手を増やせるようにしたい」と口にする。
この日は神戸中央郵便局で「年賀はがき販売開始イベント」に参加。トークショーで司会者から「今年度の年賀状に書く言葉は?」と問われると「普通の坂本花織もよろしくお願いします」と返して場内を笑わせた。
2026年11月02日 17時47分