ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手(33)をめぐり、トレード案が浮上している。2日(日本時間3日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」が報じた。
同サイトは「ダイヤモンドバックスにとって、この冬の大きな焦点の一つは、二塁手ケテル・マルテの去就だ」と報道。昨オフもトレードが検討されていたことをマイク・ヘイゼンGMが認めているが、納得できる対価が得られないことから見送られた。
マルテは2030年までダイヤモンドバックスと契約が残っており、31年は選手オプションが付いている。今年4月にはメジャーに10年以上在籍し、さらに5年以上同一球団でプレーした選手がトレードを拒否することができる、通称「10アンド5ライツ」という権利を取得。いかなるトレードも拒否することが可能になったことから、トレード話は一段落したかに見えた。
ところが、今年8月、マルテは敵地でのレッドソックス戦でスタメン出場が予定されていたが、球場に姿を見せず“無断欠勤”。その後、「制限リスト」入りし左膝に炎症があったことから負傷者リストに移行された。
復帰後にヘイゼンGMをはじめ、ロブロ監督やチームメートに謝罪。チームはポストシーズン進出に向けて再スタートを切ったが、2ゲーム差でワイルドカードシリーズ進出を逃した。
大リーグ公式サイトはダイヤモンドバックスが「チームの顔ぶれを変えようとしている。マルテのトレードも再び選択肢に浮上しているようだ」と報道。ヘイゼンGMが「チームに少し変化を加える方法を考える必要がある」と語ったことも紹介した。
ただ、マルテのトレードには「ハードル」も残されている。上記のようにトレード拒否権があることや、“無断欠勤”など過去の言動をめぐり「獲得を検討する球団の懸念材料になる可能性もある」と指摘。それでもマルテがトレード可能かどうか問い合わせている球団は複数あるという。
マルテは守備力、打力を兼ね備えた内野手で、今オフのFA市場は中軸を担える大物打者が少ない。さらに、今後5年の年俸総額は8925万ドル(約141億円)と比較的割安なことも要因だ。
果たして、来季はどこのユニホームを着て戦うのか。マルテの去就に注目が集まる。
2026年11月03日 11時52分