将棋の第76期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)挑戦者決定リーグは4日、東京都渋谷区の将棋会館で1局を行い、先手の近藤誠也八段(30)が西田拓也六段(35)を133手で下し、リーグ初勝利を挙げた。通算成績はともに1勝4敗。
すでに挑戦権獲得の可能性がない2人の対決。向かい飛車を採用した西田に対し、近藤は冷静な指し回しでポイントを稼ぐ。終盤は攻めあぐむ場面がありながらパワープレーで押し切り、待望の1勝目。すでに来期のシード落ちが決まっているが「最終局(24日=本田奎六段戦)も自分のできることはしっかりやろうと思う。見ている方のために一生懸命指したい」と話した。
敗れた西田は来期のリーグ残留が極めて厳しくなり「残り1局(12日=郷田真隆九段戦)は悔いのないよう頑張りたい」と前を向いた。
この日までのリーグ成績は以下のとおり。
3勝1敗=永瀬拓矢九段、伊藤匠叡王、藤本渚七段
2勝2敗=郷田真隆九段、本田奎六段
1勝4敗=西田拓也六段、近藤誠也八段
6日は永瀬VS伊藤の1敗対決が予定されている。
2026年11月04日 20時32分