女優の高橋恵子(71)が29日、大阪市内で名作舞台「三婆」(11月3~25日、京都南座)の取材会に共演の川中美幸(70)、山村紅葉(65)と出席した。
一家の大黒柱が急逝後、本妻、愛人、妹が入り乱れての同居生活を描く有吉佐和子原作の傑作。本妻役の髙橋は、実は10年前にも同作への出演オファーを受けたことを明かし「当時はタイミングが合わず丁重にお断りしたけれど、今回は今からワクワクしています。ちょっと変わった、歴史に残る三婆になると思う」とにっこり。
愛人役の川中は何度も同作を観劇したことがあるそうで「まさか自分がやるとはびっくり。かわいいお妾さんを演じたい」。妹役のイメージにぴったり、自前のピンクのワンピースに大きな帽子をかぶって登場した山村は「大スターとの方々との初共演に緊張していましたが、すっかり意気投合して、思いっ切り大ゲンカできるな、と思っています」といたずらっぽく笑った。
3人の奇妙な同居生活を描くことにひっかけ、実際に同居したら?と問われると山村は前のめりで「実際一緒に住んだらめちゃめちゃ面白いと思う。でも私、お片付けが下手なんで…。いつか爆発されそう」と話すと髙橋が「3日ぐらいなら」とまとめて笑わせた。
髙橋は関西を「再出発の地」と明かし「昔、私もいろいろありましたから」と、若いころのスキャンダルを思い「その時、再出発したのが蜷川(幸雄)さんの舞台で大阪の近鉄劇場だったんです。新大阪の駅に降りると“ここからまた始まるんだ“と今も思い出します。これからの女優人生、何年できるか分からないけど、この新しいメンバーで新たなスタートを切りたい」と覚悟をにじませた。
2026年09月30日 23時12分