大産大準硬式野球部の野上龍哉(3年)が15日(日本時間16日)、大リーグ・パドレスとマイナー契約を結んだ。
なぜ、大学4年時を待たずに大リーグ球団と契約可能だったのか。それは全日本大学準硬式野球連盟が、日本学生野球協会に所属していないことと関係する。
大学の硬式野球部は、全日本大学野球連盟に加盟している。同連盟は日本学生野球協会の傘下にあるため、硬式野球部員には同協会の規定が適用されることになる。
その規定のもと、硬式野球部員は大学4年時にNPBドラフト対象選手となり、プロ入りを目指す場合はプロ志望届の提出が必要となる。
一方、全日本大学準硬式野球連盟は、全日本大学軟式野球協会に所属しており、日本学生野球協会が定める規則の適用外にある。全日本大学軟式野球協会の規則では、大学在学中でも海外のプロ球団と契約交渉を進めることが可能となっている。
そのため「大学3年」「プロ志望届未提出」という条件下でも契約交渉が可能だった。
ただし、大リーグでは25歳未満かプロ6年未満の海外選手はマイナー契約しか結べない通称「25歳ルール」が導入されているため、今回のケースはマイナー契約しか結べない。
(アマチュア野球担当 河合 洋介)
2026年10月16日 19時57分