歌手の相川七瀬(51)が17日放送の日本テレビ「Google Pixel presents ANOTHER SKY」(土曜後11・00)に出演。日本の真裏、ブラジルで熱狂的な歓迎を受ける様子が公開された。
相川は1995年に大阪から上京し、同年に20歳で織田哲郎プロデュースでデビューを飾った。デビュー曲「夢見る少女じゃいられない」をはじめ、ヒット曲を連発。2003年、デビュー以来共にしてきた織田のプロデュースを離れた。
今回、飛行機を乗り継ぎ、丸一日以上かけてブラジルを訪れた相川。訪れるのは2024年から3年連続だという。「きっかけは、日系のコミュニティーの中の『盆踊り』があって。私の『夢見る少女じゃいられない』とか昔の曲が、古典曲みたいに定番で根付いてるっていうのを、昔テレビで見たことがあって。25年くらい前。ちょうちんのかけてある会場で激しく踊ってるような映像だったのを覚えていて」と振り返った。
当時は「“行こう”っていう発想にならなかった」そうで「“へぇ、面白いことがあるな”ぐらいの気持ちだった」という。そんな中、「思い切ってちょっと訪ねて、本当に自分の曲が使われてるのかとか、自分で見てみたいと思って、24年に最初に来た」と明かした。
実際に、ロンドリーナ空港に降り立った相川を現地の老若男女が熱烈歓迎。ロンドリーナはおよそ110年前、日本人が入植、発展させた街。今でも、2万人近い日系ブラジル人が暮らしている。
相川は「地域のコミュニティーの一員になっていくみたいなことを、何十年もかけてやられていて。しかも、自分たちのお父さんお母さんの血を引いている、国のDNAを伝えるっていうか、精神性を伝えるっていうところをやっているので感動もしているし、私は勉強になっている」と感謝。さらに、このロンドリーナ発祥の「マツリダンス」は、日本の盆踊りと、ブラジルのカーニバルに着想を得て作られたもので、相川の新旧名曲がこのマツリダンスを盛り上げてきたという。
相川は「凄い不思議な巡り合わせで出会えたな、って。やり続けてくれたことで、呼んでもらえた感じありますよね。見えない力で呼んでくれていたっていう。当時なんて、ネットなんか今みたいに普及してないじゃないですか。(祭りという)自分の研究対象と、えらいシンクロしてくるな、みたいなこともなって。“これは何か意味があってやっぱりここにいるんだろうな”って」と話した。
今年も約4万4000人が集まるロンドリーナ祭りでヒット曲を披露。「みんな“おかえり”って言ってくれる」と相川。と手作りの日本料理や刺しゅうまで「おもてなしのレベルがちょっと、経験したことのない」と感激した。最初は他人事だったが思い切って飛び込み、現地の熱に触れたら足を運ばずにはいられなくなったという。
その熱狂ぶりに、相川も「期待にも応えたいとも思うし、喜んでもらえると、それも凄く自分の喜びに変わる。去年のロンドリーナ祭りに来た時に歌手としての未来とか、いやもうできないし、とか思っている自分がいたなって。夢を見る力みたいなものを忘れてたなって思った。音楽でもこれから挑戦していく、みたいなことを、再認識させてもらった、とても重要なことだったと思う」と感謝した。
そんな熱烈な歓迎ぶりに、MCの今田耕司も思わず「凄いな」と驚き。あまりの様子に「もう住みなはれ、移住移住」とツッコミ。相川も「そうですね」と笑っていた。
2026年10月18日 16時07分