FC町田ゼルビアの黒田剛監督(56)が19日、超過密日程の舞台裏を明かした。
チームはリーグ福岡戦快勝から一夜明けたこの日、東京都町田市のクラブ施設「三輪緑山ベース」で全体練習を完全非公開で行い、中2日で迎えるアウェー清水戦(21日、アイスタ)に向けて調整した。今月3日から29日間で計7試合をこなす過密日程のまっただ中。黒田監督は取材対応で過密日程について「日常の過ごし方が大切。“いつも通りやろう”は落とし穴だと思う」と話し、練習では選手たちにこう伝えたという。
「いつもよりも、日常(の行動と意識)を試合に向けていく。中2日でアウェーが続くことを意識して、ピッチの中だけでなく、今まで以上に生活の24時間の中で入念に(コンディションを)つくっていこう」
海外遠征も含む過密日程は文字通り、ハードスケジュールだ。15日にはアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)2の敵地タンピネス(シンガポール)戦後、会場からバスで空港へ直行したという。「(現地時間16日午前)2時ちょっと前に飛行機に乗って、日本時間(16日午前)9時半くらいに着いた」と明かした。
シンガポールからの移動も含めると実質“中1・5日”で18日の福岡戦が控えていたため、選手たちのコンディション調整や帰国後の練習日程が変則的になる。実際に「(DF昌子)源とか(タンピネス戦に)出てないメンバーが試合後、スタジアムのピッチ上でトレーニングできれば(帰国した16日は)全体オフでいいと思った。(試合後に)動けなければ“出てないメンバーだけでもコンディショニングをやろうか”と話していたけど、ピッチを使っていいとのことだったのでダッシュなどを行い、移動日をオフにした」と黒田監督。16日を休養日とし、17日の全体練習のみの調整で福岡戦に臨んでいた。
過密日程を強いられてもチーム一丸で戦い、リーグ戦は首位・広島と勝ち点23で並ぶ2位に浮上。今後も強行日程は続くが、指揮官は「今は清水戦しか考えてない。その後の神戸戦も含めて目の前の一戦に(集中する)」と見据えた。
2026年10月19日 18時51分