G大阪は今季リーグ戦初の2連勝を懸けて、あす24日にホームで京都を迎え撃つ。前節・福岡戦でつかんだ手応えを本物にするため、そして残留争いから完全に抜け出すために。青黒のプライドを胸に重要な「6ポイントマッチ」へ挑む。
前節・福岡戦で今季リーグ初得点を含めて全得点に絡む出色のパフォーマンスを見せたFW宇佐美貴史に笑顔はなかった。「満足はしていない」。言葉の裏にあるのは、クラブの象徴としての強い責任感だ。開幕・浦和戦以来10試合ぶりの勝ち点3をつかんだ福岡戦では4―1―4―1システムのインサイドハーフでプレー。巧みにポジションを下げてビルドアップに加わったかと思えば、決定的なパスを供給し、自らもネットを揺らした。MF安部柊斗が「Jリーグトップの配給力」と脱帽するセンスで、リズムをもたらした。
宇佐美は言う。「負けが込むとミスを恐れる。それを払拭する一番の劇薬は勝つこと」。残留を争うライバルとの3連戦で、清水には2点ビハインドを追いついてドロー。福岡には同点に追いつかれた直後に突き放した。その締めくくりとして迎える京都戦での今季初の2連勝は、漂っていた閉塞感を打ち破る一押しとなるはずだ。
新加入のFW土信田悠生らに対しても「それぞれの個性を出していく方に舵を切ってほしい」と背中を押す。出し手であり、決め手。背番号7の「大きな背中」(DF福岡将太)で、苦しいG大阪を牽引していく。
2026年10月23日 15時16分