◇Bリーグプレミア2026―27 大阪エヴェッサ75―91東京サンロッカーズ(2026年10月23日 おおきにアリーナ舞洲)
大阪エヴェッサは23日、東地区3位の東京サンロッカーズに75―91で敗れた。これで9連敗。センター不在に加えて、得点源のSGジェイムズ・パルマージュニアも欠場。負の連鎖は続くが、7人のロースターが奮戦してビッグマン不在の戦い方に光を示した。
大阪のセンターは開幕からヴォーディミル・ゲルンを左手骨折で欠き、18日にセバスチャン・サイズも右ヒザの負傷→手術での離脱が発表された。21日の川崎ブレイブサンダーズ戦で先発したダモンデ・ドッドは開始45秒で負傷交代。主将の竹内譲次はこの東京SR戦をコンディション不良でロースターから外れた。東京SR戦のベンチサイドにはパルマージュニアと竹内が並んで声援を送る姿があった。
開始5分で東京SRに2―20と一気に差を広げられたが、大阪はPFソン・ギョチャンがボールを奪っての速攻からバスケットカウントを得て3点を返すと、SG坂本聖芽が連続で3ポイントを決める。第2Q終盤にはSG木下誠が外からの3ポイントとインサイドペイントからバスケットカウントを得て続けざまに6得点。前半は30―56。第3Qは激しいディフェンスと坂本がインサイドで勝負して連続得点するなど24―26と食い下がり、第4Qは17―13と交代選手のいないハンディをものともせず、東京SRを上回る運動量でコートを支配した。3ポイントを3本決めた木下が18得点で大阪のトップスコアラーに。坂本が15点、ソンが14点と出場した選手が満遍なく得点した。ソンは「スコアラーがいないから、残った選手全員で得点していこう」と話していたと語り、7人の中で最長の33分27秒出場したPG牧隼利は「後半は自分たちの時間帯もあってやりきれた。ただ、正直悔しい」と結果を残せなかったことを悔やんだ。
試合後、東京SRのショーン・デニスHCは「大阪はケガ人が多いが、強い気持ちで挑んできた。大阪は凄かった」と舌を巻いた。大阪の藤田弘輝ヘッドコーチは「7人で戦い抜いた戦手を誇りに思う。ケガで苦しんでいる選手もいいエナジーをくれている。こんな状況の中でヴェッサー(エヴェッサのブースター)の方々はポジティブな声かけをしてくださる。胸いっぱいで…。恩返しできるように頑張っていくしかない」と結んだ。
金曜ナイターで観衆は2668人だったが試合後もなかなか帰らない。牧は「こんな状況の中で応援してくださる方々がエヴェッサの財産」と話し、2日後25日の千葉ジェッツ戦でも「エヴェッサのバスケを出し切る」ことを誓っていた。
2026年10月23日 22時08分