日本相撲協会は26日、九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の番付を発表した。新小結に昇進した美ノ海(33=木瀬部屋)が佐賀県基山町の木瀬部屋宿舎で会見。沖縄県出身では初の新三役で、初土俵から所要63場所は学生出身では最スロー記録となった。
壁を破った。47都道府県では唯一、三役力士がいなかった沖縄県から待望の昇進。「うれしい。三役に昇進した実感が少しずつ湧いている」と笑みをこぼした。
33歳5カ月での新三役は、戦後4位の高齢昇進。「四股が一番大事だと思っている。一日で四股を踏む中で1種類じゃなくて5、6種類の四股を踏むというのが日課になっている」とコツコツと番付を上げてきた。
出身地のうるま市では12月19、20日に冬巡業も予定されている。「結果で恩返しするのが一番。いつもと変わらず、一生懸命取り組んで勝ち越しがついてくれば」と力を込めた。
◇美ノ海 義久(ちゅらのうみ・よしひさ=本名・木崎信志)1993年(平5)5月6日生まれ、沖縄県うるま市出身の33歳。5歳から相撲を始めた。日大から木瀬部屋に入門し16年春場所で初土俵。18年名古屋場所で新十両、23年九州場所で新入幕。敢闘賞2回。母方の伯父に日大相撲部監督の木崎孝之助氏、弟に元十両・木崎海。1メートル76、157キロ。得意は左四つ、寄り。
2026年10月26日 15時39分