◇ワールドシリーズ第4戦 ブルワーズ3―4×レイズ(2026年10月27日 セントピーターズバーグ)
ブルワーズ3勝0敗で迎えたワールドシリーズ第4戦が27日(日本時間28日)、レイズの本拠、トロピカーナ・フィールドで行われ、延長戦の激闘の末、レイズが劇的なサヨナラ勝ちでシリーズ初勝利をつかんだ。
2―2のまま試合は延長戦に突入し、12回にブルワーズが新人・プラットのソロ本塁打で勝ち越しに成功。それでも、レイズは裏の攻撃で反撃を開始し、失策をきっかけに無死一、三塁の好機をつくると、デルーカの中前適時打で土壇場で同点に追いついた。
さらにシンプソンも中前打で続き無死満塁と絶好のサヨナラ機を迎えると、最後は代打・ウィリアムソンの打球が前進守備の相手内野陣の手前で大きく跳ねて右前へ飛び、劇的なサヨナラ勝ちで4時間20分の死闘を締めくくった。
大リーグ公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者が自身のX(旧ツイッター)で「レイズはワールドシリーズにおいて0勝3敗と追い込まれた状況から第5戦に持ち込んだ5番目のチームとなった」と紹介。0勝3敗から1勝したのは過去に1910年カブス、1937年ジャイアンツ、1970年レッズ、2024年ヤンキースと4球団あったことを記した。
ただ、「第6戦まで持ち込んだチームは、まだ一つも存在しない」とも記し、4チームはいずれも第6戦を落とし2勝目を挙げられず、世界一を逃したという。
7戦4勝方式のポストシーズンで0勝3敗から逆転でシリーズ突破を果たしたのは43回のうち、たった1回で、04年のア・リーグ優勝決定シリーズのレッドソックス(対ヤンキース)のみ。ワールドシリーズでは一度もない。
ブルワーズが悲願の世界一をつかむのか、レイズが奇跡の大逆転Vに向けて2勝目を挙げるのか、第5戦は28日(同29日)に行われる。
2026年10月28日 14時54分