◇ワールドシリーズ第4戦 ブルワーズ3―4×レイズ(2026年10月27日 セントピーターズバーグ)
ブルワーズは27日(日本時間28日)、敵地でレイズとワールドシリーズ第4戦を行い、延長12回の死闘の末、サヨナラ負け。対戦成績は3勝1敗となり、球団初のワールドシリーズ制覇は第5戦以降に持ち越しとなった。敗れはしたが、勝負どころで登板したアーロン・アシュビー投手(28)が2回1/3を無安打無失点と実力を発揮。今ポストシーズン(PS)は17回2/3を無失点で、リリーフ投手としてのPS最長無失点イニング記録を樹立した。
失点すれば即敗戦となる場面で登板した“鉄腕リリーバー”がレイズ打線の前に立ちはだかった。2―2の9回から6番手として登板したアシュビーは、先頭のアランダを98.3マイル(約158.2キロ)シンカーで見逃し三振に仕留めると、カミネロ、ヒックスをともに内野ゴロで、この回を3者凡退で終えた。10回も3者凡退。11回、先頭のパラシオスをシンカーで空振り三振に仕留めて、役目を終えた。
アシュビーは今PS9試合目の当番で17回2/3を無失点。16年のアンドリュー・ミラー(インディアンス)の16回を抜き、PSでのリリーフ投手としての最長無失点イニング記録をつくった。マーフィー監督は「彼は交代することに落胆していた」と振り返り、交代のタイミングについては「私は“君の健康に配慮しなければならないし、ワールドシリーズに勝つことも考えなければならない”と言った。シリーズに勝つつもりなら、今日君を使い果たしたり、怪我のリスクを冒したりはできないということを理解しなければならない」と話した。
2―2の延長12回、22歳の新人・プラットのソロ本塁打で勝ち越し、勝利まであと3アウトまで場面を進めたが、直後に痛恨の逆転サヨナラ負け。アシュビーの力投は勝利には結びつかなかった。球団史上初のワールドシリーズ制覇まであと1勝。頂点へ“鉄腕リリーバー”の存在が欠かせない。
2026年10月28日 14時47分