元プロ野球選手で野球解説者の池谷公二郎さんが多発性骨髄腫のため29日に死去した。74歳だった。
広島の3度のリーグ優勝と2度の日本一に貢献した元エースの訃報に、現役時代にともに戦い、現役引退後も広島・山本浩二監督のもとでともに投手コーチを務めた球団OBの安仁屋宗八氏(82)が故人を悼んだ。
「大事な仲間がまた一人、旅立ってしまった。寂しいという気持ちが一番。入退院を繰り返していたのも知っていたし、最後にテレビ出演したときも見ていた。浩二(山本浩二)が監督をしたとき、ワシとイケ(池谷さん)が投手コーチだった。イケがベンチで、ワシがブルペンだった。イケは、自分が厳しい練習をしてきただけに、選手が練習で手を抜いているのを見ると、はっきりと厳しい言葉を投げかけていた。野球に対する情熱は、誰よりも熱かった。それが印象に残っている。私生活では、オフになると家族ぐるみでキャンプに行った。内田(順三)らも一緒に、コテージを借りて。子どもたちと一緒に魚釣りをしたことを、はっきりと覚えている。いろいろなところで縁があっただけに、本当に寂しい」
2026年10月29日 17時23分