◇ワールドシリーズ第5戦 ブルワーズ4―1レイズ(2026年10月28日 セントピーターズバーグ)
ブルワーズは28日(日本時間29日)、敵地でのレイズとのワールドシリーズ第5戦に勝利。対戦成績を4勝1敗とし、球団創設57年で悲願となる初の世界一に輝いた。先発で5回2/3を無失点に抑え、勝利投手になったジェーコブ・ミジオロウスキー投手(24)は世界一の喜びを噛みしめた。
23日(同24日)の第1戦から中4日での先発となったこの日は、奪三振こそ2にとどまったが、100マイル(約160・9キロ)超の剛速球を武器に相手打線を2安打に抑え、無失点に抑えた。6回途中に右ふくらはぎのけいれんにより途中降板となったが、世界一がかかった大舞台で堂々たる投球を見せ、勝利に貢献した。
シャンパンファイトでトロフィーを手にしたミジオロウスキーは「夢とは比べものにならないよ。喜びは想像していたよりもずっと大きい。いや、本当にこのチームの一員になれたことがうれしいんだ」と満面の笑み。「シーズンを通して、この瞬間のために取り組んできた。試合を重ねるごとに、チームの結束はどんどん強くなっていった。こういう仲間たちと一緒にここまで来られて、本当に幸運だと思う。みんな友達だし、最高だよ」とこのチームで世界一を勝ち取れたことに胸を張った。
そして、この日の登板を振り返り「マウンドに全てを置いてきた。チームメートのために、自分の持てるものをすべて出そうとしたんだ」と語り、右ふくらはぎも単なる「けいれん」と説明。「だから、ああいう形で終われるなら、いつだって構わないよ。本当に全部出し切った。もう残っているものは何もなかった。自分が持っているものを全部出したよ」と余力は残っていないと笑った。
今季はレギュラーシーズンも30試合で16勝5敗、両リーグトップの防御率1・80と圧巻の成績を残し、サイ・ヤング賞の筆頭候補に挙がっている。唯一無二のシーズンを過ごし、歴史に名を刻んだことに「言葉では表現できないよ。これを言い表す言葉なんてない。ただ、喜びだね。本当に喜びしかない。最高だよ」と改めて喜びを噛みしめた。
2026年10月29日 15時01分