◇ワールドシリーズ第5戦 レイズ1-4ブルワーズ(2026年10月28日 セントピーターズバーグ)
ア・リーグ東地区1位のレイズは28日(日本時間29日)、本拠地でナ・リーグ中地区1位ブルワーズとのワールドシリーズ(WS)第5戦に1-4で敗れた。シリーズは初戦から3連敗し1勝4敗。スイープでの敗退を逃れるのがやっとで、6年ぶり同舞台進出で世界初制覇は実現しなかった。
チームはリーグ最高勝率と長打力と「スモールベースボール」を引っさげ、血気盛んにWSに臨んだ。8回リード時点では92勝0敗という驚異的なデータも武器だった。
だが試合巧者ブルワーズの前に、シリーズで1度も「8回を終えてリード」の展開をつくることができなかった。これがWSの勢いの恐ろしさだ。
試合後に発表された「ゲームノート」では、レイズが0勝3から、1勝したこと自体がWSではわずか5度目と紹介された。過去は、1910年カブス、1937年ジャイアンツ、1970年レッズ、2024年ヤンキースで、3連敗からの「1勝」でさえ価値ある白星だったことが垣間見える。
そして、0勝3敗からのV率は、過去データでは「0%」だった。さらに0勝3敗からの第6戦進出の確率も「0%」だった。
戦いを終えたケビン・キャッシュ監督は、「ミルウォーキー・ブルワーズに心からお祝いを申し上げます」と相手に敬意を表したが、「今の自分に最適な言葉があるかわからない。打ちのめされています。悔しいです」と落胆しながら振り返っていた。
2026年10月29日 16時14分