西横綱・豊昇龍(27=立浪部屋)が30日、九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)での2場所ぶりの復帰へ向け、福岡市の高砂部屋へ出稽古した。境川部屋へ出稽古した前日に続いて2日連続の出稽古は、右膝を手術した7月末以降初めて。西前頭11枚目・朝白龍(27=高砂部屋)と15番、連続で取って12勝3敗だった。
故郷モンゴルから同じ飛行機で来日し、日体大柏高で共に学んだ間柄。当初は東前頭筆頭まで番付を戻した元大関・朝乃山(32=高砂部屋)との手合わせを考えた。ところが朝乃山は左足首を痛めていたことを到着後に知り、断念。朝白龍との稽古後、「(連日の稽古でも患部の)腫れはないし、日に日に良くなっている」と手応えを語った。
28日夜は八角理事長(元横綱・北勝海)以下の歴代横綱が年に1度、九州場所前に集まる横綱会に出席した。豊昇龍は昨年春場所での昇進後10場所優勝なし。今年は初場所から10勝、11勝と来たが、夏場所から連続途中休場、秋場所は手術後でもあり、全休した。
出場を目指して調整する現状について、「ケガを治してから出て成績を残せばいい」との意見や「あまり気にするな」の声もあったという。復帰すべきか見送るべきか。出場しての途中休場は批判も大きいだけに、11月6日の取組編成会議直前まで熟慮する。
2026年10月30日 16時54分