◇女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン第5日(2026年10月30日 東京・有明テニスの森公園)
シングルス準々決勝に出場予定だった第1シードで世界ランキング1位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が、首のケガのために棄権した。対戦予定だったレイラ・フェルナンデス(カナダ)が不戦勝で準決勝に進出する。
ルバキナは29日の初戦となった2回戦で、ユリア・プチンツェワ(カザフスタン)に6―2、6―3でストレート勝ち。この勝利で年間最終順位を1位で終えることが確定し、「大きな意味を持っている。誇りに思う」などと話していた。
来月には年間獲得ポイント上位8人によるWTAファイナルズ(米カリフォルニア州)を控えており、棄権の表向きの理由は首のケガだが、コンディションを考慮しての決断だったとみられる。棄権が正式発表された後にはメインコートの有明コロシアムに姿を現して「100%でプレーすることができない。皆さんには申し訳ないが、この後にも大切な大会があるため、ここで棄権することを申し訳なく思う」とスピーチしたが、場内には微妙な空気が漂った。
今大会は第2シードのマヤ・フワリンスカ(ポーランド)が左太腿のケガで、前年覇者で第4シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)は右足首のケガで初戦を前に棄権。シーズン終盤で各選手の思惑があるとはいえ、日本のテニスファンにとっては寂しい状況となっている。
2026年10月30日 17時30分