◇第77回全国高等学校男子駅伝競走大会大阪府予選会(2026年10月30日 ヤンマースタジアム長居発着の7区間42・195キロ)
劇的な連覇達成だ。昨年、初めて都大路の出場権を勝ち取った興国が2時間6分35秒の大会新記録で連覇を成し遂げた。2位の関大北陽とは7秒差、最終7区で逆転。アンカーの新井田孝介(3年)が勝利の立役者だ。
「つないでくれたみんなのおかげ。自分が(全国へ)連れて行くつもりで頑張りました」。と力を込めた。800メートルでインターハイに出場した経験を持ちラストスパートには絶対の自信を持つスピード自慢だが「差が開いていたので諦めかけた」とギリギリの戦いを振り返った。
「新井田のラストスパートには絶対の信頼があるので自信を持ってアンカーに起用した」と語る鈴木直監督(46)だがレースプランはラスト勝負ではなかった。
「1区の平沼大晴(3年)で差を広げて逃げたかった」とエースの先行逃げ切りプランだったことを明かしたが区間賞の関大北陽に5秒遅れる3位で2区へタスキを渡した。
「メイン選手の走りに期待した」という鈴木監督の思いに応えて3区では期待の東海斗(2年)が区間賞の快走でトップに立って見せた。
「東は本当に良くやってくれた。彼の駅伝を走る力というのはあっぱれ。来年は彼を全国レベルで戦える選手に育てたい」と鈴木監督は2年生エースの力走をたたえた。
初出場した昨年は15位と健闘した全国の舞台には「私自身もそうですけど選手たちはこの1年、勝って当然という重圧の中で苦しかったと思いますが、もう緊張感は要らないので全国で暴れられるように頑張りたい。有名校や強豪校にも負けるつもりはないので入賞以上の結果を出したい」と意気込みを語った。
全国大会は12月20日に京都市内のたけびしスタジアム発着で男女ともに開催される。男女ともに、各都道府県の優勝校47校に全国各地区の代表校11校を加えた58校がしのぎを削る。
2026年10月30日 21時44分