◇第51回社会人野球日本選手権大会1回戦 パナソニック 4―0 日本生命(2026年10月31日 京セラドーム大阪)
今年限りでの休部が決まっているパナソニックは、日本生命を4―0で破った。「4番・右翼」の三宅浩史郎外野手は、初回の決勝打を含む3安打3打点で勝利に貢献した。
「これだけたくさんのお客さんの前で勝ちを見せられたっていうのは、すごく良かったなと思います」
土曜日のナイターで、日本生命との大阪対決ということもあり、京セラドームには1万0579人が集まった。パナソニックの一塁側は、上段の5階席まで多くの観衆であふれ、熱い戦いを見守った。
4番らしい勝負強さを発揮した。初回2死一塁で右安打を放つと、打球はナインの思いが乗り移ったかのように右翼手の手前で大きく弾み(記録は三塁打)、一塁走者が先制のホームを駆け抜けた。
「初回の1点っていうのはすごく大きいので、それが取れたっていうのがうれしかった」
6回1死二塁では右前適時打、7回2死一、二塁では中前適時打を放ち試合のゆくえを決定づけた。
負ければラストゲームという重圧は感じないという。
「いいのか悪いのか分からないですけど、緊張感なく打席に立てたので、それがいい結果につながったのかなと思います」
立命大から入社6年目で、チームの幕引きとともに、自身も引退することを決めている。
「まだまだ現役で野球を続けたかったですけど、家族もいる中で今年で引退っていう決断をしました。この日本選手権で選手としては引退するんですけれども、引退してからは社業でパナソニックに貢献できたらなと思っています」
試合前のミーティングでは、このチームで決勝戦までの5試合、一番長く試合をやろうと話しているという。「みんなの共通の目標なので、なんとか果たしたい」と三宅。次の試合も全力で悔いなくプレーする。
2026年10月31日 22時52分