横綱・豊昇龍(27=立浪部屋)が31日、九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)での2場所ぶりの復帰へ向け、福岡市の追手風部屋へ出稽古した。今年初場所、春場所と連続で金星を配給した西前頭4枚目・大栄翔(32=追手風部屋)との三番稽古で16番。14勝2敗の内容は7月末に手術した右膝の影響を感じさせず、低い体勢を維持して前へ出る相撲が多かった。「気持ちいい。日に日に良くなっている。体も戻ってきた。30番くらい行けたんだけどね」と稽古後、笑顔を見せた。
29日は境川部屋で平戸海と29番、30日は高砂部屋で朝白龍と15番。出稽古は3日連続まで伸びた。
30日も当初は東前頭筆頭まで番付を戻した元大関・朝乃山との手合わせを考えた。ところが朝乃山が左足首を痛めていたことを到着後に知り、断念した経緯があった。いずれも前へ出る馬力を持つ力士ぞろいで、復帰を見据えて足の回復具合を確認する狙いがあると見られる。
最近の出稽古は、初日まで1週間を切った月、火、水曜の3日程度だったという。今回は週明けからも出稽古を予定しており、日数は大きく増えそうだ。
同行した師匠の立浪親方(元小結・旭豊)は「色々試して不安を取り除いていくしかない。出る限りは優勝するつもりでいかないと。その辺りをしっかり見極めたい」と残り1週間の仕上がりを判断材料に出欠の結論を出す。
2026年10月31日 14時55分