歌手の相川七瀬(51)が2日、東京・北の丸の日本武道館でライブを行った。デビュー30周年イヤーの集大成として開催。同所で歌うのは28年ぶりで「ただいま、武道館!」と叫び、ロック全開のパフォーマンスで8000人を沸かせた。
アンコールでファンが待ちに待っていた曲を歌った。「みんな聞きたいよね!」と呼びかけて披露したのは1995年のデビュー曲「夢見る少女じゃいられない」。師匠の織田哲郎(68)と盟友マーティ・フリードマン(63)のツインギター、そしてゲスト出演したLUNA SEAのベーシスト・J(56)を従えてパワフルに歌唱。相川の「街中に…」に合わせて、会場中が「Bang!Bang!Bang!Bang!」と声をそろえた。
1997年と98年に立ったステージ。この日は97年の公演でオープニングを飾った「光と影の迷宮」からスタート。当時は「緊張して眠れなかった」というが、キャリアを重ねたためか「今回はしっかり眠れました。いつも通りのルーティンで日本武道館に入りましたね」と公演を心待ちにしていた様子。「とにかく広い会場という印象がありましたが、いざステージに立ってみると落ち着いて歌えました」と振り返った。「最高に気持ち良い。とてもすてきな景色です」とその光景をかみしめた。
95年にデビューし、当時は文字通り“夢見る少女”だった。それから30年たち「継続は力なりですね。憧れていた大阪城ホールや日本武道館…。いろんな夢をかなえてきたな」としみじみ。ただ、30周年は通過点とし「この先も夢をかなえていきたい。50代は燃えつきる覚悟です」とさらなる活躍を約束。「次はアリーナでツアーがしたい」とさっそく新たな目標を掲げていた。
ライブではヒット曲の「恋心」や初披露の新曲「Shooting Stars」など23曲を歌唱。かねて大好きな「駅伝」をテーマに書いた応援曲「襷をつなげ」では母校の国学院大のチアリーディングチームも駆けつけ、自身もチアの姿になるサービスショットもみせた。
かねてLUNA SEAのファンでもあり、Jが登場した際には「BELIEVE」をカバー。普段Jは他のアーティストのサポートに来ることはないだけに「Jさんの初体験を奪っちゃった」といたずらっぽい笑みを浮かべた。Jも「きょうはLUNA SEAを代表して来ました。RYUICHI、SUGIZO、INORAN、そして(今年死去した)真矢の思いを乗せてきました」とあいさつ。すると相川は感極まって涙を流していた。(吉澤 塁)
2026年11月02日 22時24分