ドジャースが、パドレスの最高執行責任者(COO)、キャロライン・ペリー氏を同職で迎え入れる方針であることが分かった。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が2日(日本時間3日)、複数の球界関係者の話として報じた。
ペリー氏は上級副社長兼COOに就任する見通し。年末で退任し、球団アドバイザーとなるボブ・ウルフCOOの後任を務める。69歳のウルフ氏は、スタン・カステン球団社長の長年の右腕で、ブレーブス、ナショナルズなどを経て、2012年にともにドジャース入りした。
ペリー氏はスタンフォード大学出身で、コロンビア大学ロースクールで法学の学位を取得。2011年にパドレス入りし、23年にCOOへ昇格した。球団史上最高位の女性幹部として、球場運営、事業戦略、データ分析、法務、経理などを統括。本拠地ペトコ・パークに隣接するギャラガー・スクエアの改修にも携わった。ドジャースでは、さらに幅広い業務を担当するとみられる。
また、ドジャースは事業戦略担当上級幹部のロイス・コーエン氏を、最高事業責任者(CBO)に昇格させる方針。球団在籍16年以上のコーエン氏は、事業戦略・分析部門を統括してきた。
一方、記事はマーク・ウォルター・オーナーの動向にも言及した。同氏は生命保険会社を通じた投資を巡り、連邦当局の捜査を受けている。近年はNBAレイカーズや英プレミアリーグのチェルシーの保有株式を売却。WNBAスパークスやF1チームの売却も検討していると報じられた。ただし、今回の人事と捜査との関連はないとみられている。
ウォルター氏は先週、米紙の取材に「何があっても球団を保有し続ける。今後10年以上、勝ち続けるつもりだ」と明言。スポーツ事業の再編が進む中でも、ドジャースへの長期的な関与を強調した。
2026年11月03日 12時55分