広島は3日、松本高明(42)、一岡竜司(35)両氏と新たにコーチ契約を結ぶと発表した。
松本氏は球団職員で、緒方監督時代の18年から9年間にわたって1軍の監督付き広報を務めており、異例の抜てき。投手として投手リーグ3連覇に貢献した一岡氏は、球団アナリストからの転身となる。ポストは、松本氏が内野守備走塁担当、一岡氏は投手育成コーチ兼アナリストで、1・2・3軍の振り分けは改めて発表される。
球団事務所で開いた会見で、指導者として13年ぶりにユニホームを着る松本氏は「責任を感じるし、私に務まるのか不安もある。カープの良さは気を前面に出して戦う姿。まずは自分自身が気を出していきたい。いまの野球をイチから学び直し、選手と一緒に悩み、成長していきたい」と抱負。一岡氏は「データを扱える現場のコーチになれたらと思っていたので、うれしいし、身が引き締まる。データに偏らず、グラウンドでの感覚を大事にして、チームの底上げの力になれたら」と意気込みを語った。
松本氏は帝京高から02年ドラフト5位で入団。俊足巧打の内野手で、ウエスタン・リーグでは08年、09年に盗塁王を獲得した。1軍では実働7年間で通算197試合に出場し、打率・235。14年の現役引退後は職員として球団に残り、2軍マネージャー、1軍広報などを歴任していた。
一岡氏は沖データコンピュータ教育学院から11年ドラフト3位で巨人に入団。FA移籍した大竹寛投手の人的補償で13年オフに広島に移籍し、セットアッパーとして16年からのリーグ3連覇に貢献した。23年に現役引退し、翌24年からアナリストを務めていた。1軍では通算290試合に登板し、17勝14敗7セーブ、防御率2・76の成績を残した。
2026年11月03日 12時50分