パドレスは2日(日本時間3日)、救援左腕アドリアン・モレホン投手(27)にクオリファイング・オファー(QO)を提示した。大リーグ公式サイト「MLB.com」が左腕の動向に注目している。
モレホンは今季、チーム最多76試合に登板。9勝3敗、28ホールド、3セーブ、防御率2・83と安定した成績でブルペンに欠かせない救援左腕としてフル回転した。同じ左腕でブルペン仲間の松井裕樹とは仲が良いことで知られ、球団SNSなどで度々、仲睦まじい写真が公開されている。
同サイトはモレホンがQOを拒否する可能性が「極めて高い」とし、100マイル(約160・9キロ)を超える速球と制球力も持ち合わせる左腕であることから「FA市場で争奪戦となるはずだ」と推察した。
パドレスは剛腕守護神・ミラー、68試合登板のロドリゲスら強力な救援右腕に加え、前日には松井裕樹、ペラルタ、ハートと左腕3人の残留も決定。ブルペン陣に関しては「来シーズンも球界屈指の陣容となるだろう」とした。
ただ、AJプレラーGMがチーム編成として「強力なブルペン陣」を何よりも重視していること、さらにモレホン自身も「私が戻りたいと思っているのは誰もが知っていることだ」と残留を希望していることも紹介した。
もちろん、パドレスにはミラーがいるため、仮にモレホンが残留してもクローザーを務める可能性は低い。他球団なら守護神として活躍できる力はあるため「クローザーという役割への渇望が、彼の決断の原動力になるかどうかは不透明」とも記した。
モレホンが求めるのはチーム愛か、クローザーという役割なのか不明ではあるものの去就にさらなる注目が集まりそうだ。
QOは、FAとなる選手に対して所属球団が提示できる1年契約で、金額はメジャー年俸上位125選手の平均額によって決まる。選手が受諾すれば、その球団に1年間残留。拒否して他球団と契約した場合、元の所属球団は条件に応じてドラフト指名権による補償を受ける。一方、獲得球団にはドラフト指名権などのペナルティーが科される場合がある。
2026年11月03日 10時53分