◇セCSファイナルステージ第4戦 阪神5─8DeNA(2026年10月17日 甲子園)
阪神が4連敗でシリーズ敗退となった。リーグ連覇からまさかの“急降下”で日本シリーズ進出を逃した。
森下の2打席連続ホームランなどで5-3と2点リードを奪った直後の8回、2イニング目となった木下が無死一、二塁から宮崎に右前適時打を浴びて1点差。ここで藤川監督は守護神の工藤を送り込んだ。工藤は井上をフルカウントから見逃し三振。代打・筒香もこの日最速の162キロの直球で空振り三振に斬ると成瀬も一ゴロに仕留める好救援で一度はチームを救った。
しかし、2イニング目となった9回1死から松尾に四球を与えると、度会には二塁内野安打で一、三塁。その後、2死二、三塁となり三森を2ストライクと追い込んでから中前2点適時打を浴びて、まさかの逆転を許した。代わったドリスも2本の適時打を浴びた。
9回裏の攻撃も無得点に終わり万事休す。ソフトバンクとの頂上決戦に臨むことはできなかった。
試合後、監督、同僚らとライトスタンドのファンへあいさつに向かった工藤は悔し涙を流しその場で崩れ落ちるように座り込んでしばらく立ち上がれず。熊谷、坂本が背中に手をやり、一緒にベンチへ下がった。
工藤は報道陣の囲み取材でも「悔しいですけど…」と約40秒間、言葉を詰まらせた。「巻き戻したくても、巻き戻せないんで。このことは絶対に忘れないように。今後に生かしていくしかないので。今日のことは絶対に忘れないと思います」と絞り出した。
2026年10月17日 19時52分