阪神・嶌村聡球団本部長(59)が19日、甲子園球場内で会見を開き、佐藤輝明内野手(27)のポスティング・システムを利用したメジャー挑戦を容認したことを発表した。
阪神の所属選手がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦するのは井川慶、藤浪晋太郎、青柳晃洋に次いで4人目で、野手としては球団史上初めてとなった。
昨オフに岡本和真、村上宗隆がポスティングでメジャー挑戦。岡本はブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億2000万円、当時)で契約。村上はホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億7200万円、当時)で契約を結んだだけに、佐藤輝の契約内容も注目される。
ポスティングシステムとは、海外フリーエージェント(FA)権の取得前に大リーグに移籍する制度。譲渡金は2018年から、選手が契約によって保証される額により、変動していく現行制度となった。
契約額が2500万ドル以下の場合は金額の20%、契約金が2500万ドルを超え、5000万ドルまでの場合は最初の2500万ドルに20%、そこに残りの金額の17・5%を加えた額が譲渡金となる。契約金が5000万ドルを超えた場合、上記の額に加え、5000万ドルを超えた額の15%が加わる。
岡本の巨人への譲渡金は1087万5000ドル(約17億円、当時)で村上のヤクルトへの譲渡金は657万5000ドル(約10億3200万円、当時)。野手の譲渡金の過去最高額は22年オフにレッドソックスと5年総額9000万ドル(約123億3000万円、当時)の大型契約を結んだ吉田正尚で、オリックスへの譲渡金は1537万5000ドル(約21億円、当時)。佐藤輝が上回るかどうかも注目される。
2026年10月19日 16時44分