賞金総額2億円の秋のビッグトーナメント、「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」は22日に兵庫・マスターズゴルフ倶楽部で開幕する。9月のアーカンソー選手権で米ツアー初優勝を飾った西村優菜(26=スターツ)は9ホールを回り調整。国内では6勝しているが、地元関西では未勝利だけに、米ツアーで得た自信を凱旋試合にぶつける。
注目の凱旋試合を前にしても、西村は気負うことなく9ホールを笑顔で回って調整した。「周りの方からたくさん祝福していただきました。今年はラフが結構元気な感じなので、いつもより難しいかなと感じています」とコースの印象を語った。米ツアーで結果を残しても気さくな人柄と親しみやすさは少しも変わらない。一緒に練習ラウンドを行った藤本と金田も「いつもと同じかわいい優菜ちゃんでした。ゴルフもうまかった」と口をそろえた。
西村にとってマスターズGCは22年に4位に入った相性のいい大会。「フェアウエーキープがまず大事。難しいコースではありますが、取れるところはしっかり攻めていきたい」と攻略のイメージを思い描く。
武器のショットも好調をキープ。アーカンソー選手権に勝つ前までは、15試合中9試合で予選落ち。年間ポイントランクも103位と低迷し「米国でやるか日本に戻るか悩んでいた」。しかし、崖っ縁に追い込まれたことで逆に「最後まで頑張ってみよう」と気持ちが吹っ切れた。
支えになったのが昨年、相談に行った米ツアーの先輩の宮里藍さんや諸見里しのぶからもらったアドバイスだった。「一つ一つの動作を区切って一打に集中することをずっとやってきた」と思考方法を変えて復調のきっかけをつかんだ。
大阪出身で今週は地元関西の試合。例年大勢のギャラリーが訪れる人気トーナメントだけにモチベーションも自然と高まる。「いいプレーをしたいですが、やっぱり自分のやることに集中して、それこそ一個一個区切って集中してできたらいいなと思います」。熱い声援を力に変え地元初Vを目指す。
2026年10月21日 05時04分