藤井聡太竜王(24)=王将など6冠=に服部慎一郎七段(27)が挑む第39期竜王戦7番勝負第2局が22日から静岡県三島市の三嶋大社で始まるのを前にした21日、同所で対局場検分を行った。
第1局は藤井の先手で相掛かりへ進み、113手で藤井が勝利。今回は先手が服部へ移り、戦型選択の主導権を持つ服部の決断に注目が集まる。
この日、三嶋大社に到着した両者はまず境内を見学。その後、インタビューに応じ、藤井は「先ほど三嶋大社を参拝して改めてあすの対局に向けて、身の引き締まる思いがしました」、服部は「歓迎を力に変えて良い将棋が指せるように頑張りたい」などと意気込みを語った。先後が振り駒で決まる第1局とは違い、第2局からは先後が決まっての戦いとなる。では藤井相手に2差をつけられたくない服部が、先手番で手配した準備はどうだろう。
居飛車党同士の7番勝負。服部が相居飛車の先手で指した直近10局(未放映のテレビ対局は除く)は、矢倉3局に相掛かり3局、角換わりその他が2局、角換わり腰掛け銀1局、雁木(がんぎ)1局とさまざまな戦型を指していた。しかも5連勝中。愛称「ハットリくん」は多彩な忍術で相手に的を絞らせないようだ。対局は22日午前9時から始まる。
2026年10月21日 19時52分