82年以来44年ぶりにリーグ王者なったブルワーズのマーク・アタナシオ球団オーナー(69)が、今夏のトレード市場最大の目玉だった前タイガースのタリク・スクバル投手(29)「獲得逃し」を激白した。
同オーナーは、20日(日本時間21日)までに記者陣とオンラインでトレード時期の「事のてん末」について語り合った。同時期を振り返り「チームの現状に何か加える(補強)ことはできないかと、マット(アーノルドGM)に聞いた。そのときにタイガースからスクバルについての最終提示額があった。(結局手を引いて)よく考えたが、我々は“買う”チームではなく“つくり上げる”チームだということだった」と力説した。
今季は5月19日(同20日)カブス戦で東地区1位に浮上すると、そのままその座を譲らずゴール。球団史上最高成績の103勝をマークして、ヤンキースやレッドソックスなど同地区の名門球団をぶっちぎった。
それでも球団はスクバルに関心を寄せていた。だが最終的な決断は、「チームをつくる」という原点回帰だった。
左腕はドジャースに移籍し、シーズンでは2球団通算12勝をマーク。NLCS第1戦でも先発したが、ブルワーズは5回までに2得点し敗戦投手に追いやった。
同オーナーは「(大谷翔平が本塁打を放った)第4戦に勝っていなければ、再びスクバルと対戦していたかもしれない」と振り返ったが、それでもスクバルを逃してスクバルを獲得したチームに勝利したことにご満悦な表情だった。
2026年10月21日 14時32分