◇巨人育成5位 関蓮太郎(捕手・向丘中 14歳)
最後にもうひとつのビッグサプライズが待っていた。巨人が育成ドラフト5位で川崎市立向丘中に通う14歳の関蓮太郎捕手を指名。巨人のドラフトのインパクトは横浜・織田の強行1位指名だけで終わらなかった。
榑松伸介スカウトディレクターは「素晴らしい素材。将来性を高く評価して、中学生ですけれど、指名に値する選手」と説明した。巨人の下部組織のジャイアンツU15ジュニアユース(多摩川ボーイズ)でプレーする中学生。04年の阪神8巡目指名を受けた15歳の辻本を上回り、14歳は史上最年少での指名で中学生の指名も史上初だ。
1メートル79、82キロという中学生離れした体格の打てる右打ちの捕手。9月下旬から今月上旬にメキシコで開催されたU15W杯では日本代表の主将として出場。4番として大会通算打率・333、2本塁打、11打点の成績を残し、敢闘賞とベストナインを獲得した。二塁送球で2秒を切る強肩に50メートル走6秒台前半の走力も持つ金の卵だ。
関は球団を通じて「ジャイアンツジュニア、ジャイアンツジュニアユースと巨人軍のユニホームを着てきたので、うれしい気持ちです。分からないことも多いので、家族と相談して今後のことを考えていきたいと思います」とコメント。球団によると来年、高校に通いながら巨人の練習に参加するという。
育成プランについて榑松スカウトディレクターは「初めてのケース。手探りの部分もあるとは思うけれど、その辺はいろいろな施設もあるので」と説明。日本プロ野球界に新たな道筋をつくれるかにも注目が集まる。 (青森 正宣)
2026年10月23日 05時50分