23日(日本時間24日)に開幕するブルワーズとレイズのワールドシリーズで、ニック・レンツ、ゲーブ・モラレス両審判員が初めて大舞台を担当することになった。22日、AP通信が報じた。
審判団はジェームズ・ホイ氏をクルーチーフとする7人で構成される。ホイ氏とジム・ウルフ氏は3度目、ダン・ベリーノ氏、ビック・カラパザ氏、トリップ・ギブソン氏は2度目のワールドシリーズとなる。第1戦はモラレス氏が球審を務め、レンツ氏が一塁、ホイ氏が二塁、カラパザ氏が三塁、ベリーノ氏が左翼線、ギブソン氏が右翼線を担当する。
注目されるのは、今季初めて導入されたロボット審判によるボール・ストライク判定のチャレンジ制度(ABS)での実績だ。専門サイト「taptochallenge.com」によると、36歳のレンツ氏はチャレンジによって判定が覆った割合が48.3%で、100回以上のチャレンジを受けた76人の審判員中9番目に低かった。2022年のパット・ホバーグ氏以来、最年少のワールドシリーズ審判員となる。
ほかの審判員の判定覆り率は、ギブソン氏が50.4%(19位)、モラレス氏が50.9%(21位)、カラパザ氏が52.0%(28位)、ホイ氏が52.3%(29位)、ウルフ氏が53.7%(39位)、ベリーノ氏が59.9%(65位)だった。地区シリーズでは、ギブソン氏、ホイ氏、レンツ氏、モラレス氏の4人が、それぞれ2回のチャレンジを受けながら、いずれも判定が維持された。
一方、ベリーノ氏は4回中2回、カラパザ氏は5回中2回、判定が覆っている。判定覆り率は、すべての投球に対する誤審率ではなく、チームがチャレンジした投球のうち判定が変更された割合を示す。ABS導入初年度のワールドシリーズでは、選手のプレーだけでなく、審判員の判定精度にも注目が集まりそうだ。
2026年10月23日 07時23分