◇巨人・松井秀喜新監督就任
ヤンキースなどで監督を務めた名将、ジョー・トーリ氏(86)が23日(日本時間24日)、ワールドシリーズ第1戦が行われるミルウォーキーで取材に応じ、ヤンキース時代に指導した巨人の松井秀喜新監督(52)に期待を寄せた。
報道陣に囲まれた名将は、教え子の監督就任について「今日、聞いたばかりだよ。いつ就任したんだい?」と逆質問。「本当に楽しみ。ワクワクするね」と笑みを浮かべた。
指導者経験が少ない中、ヤンキースと同様に伝統球団の巨人で良い監督になるための助言を求められると「彼は(現役時代に)長くプレーし、さまざまな監督の下でプレーしてきた。自分が何を好み、何が嫌いか、アイデアがあると思う。自分らしくあり続けることだ」とした上で、「私が監督になった時に最も重要だと思ったことは“選手の頃がどういうものだったかを決して忘れないこと”」と自身の経験も明かした。
松井の監督就任は驚きだったかと問われると「驚いたと言えるかもしれないが、ハッピーだね。私はこう思うんだ。“なぜ駄目なんだい?”ってね。つまり、彼には間違いなく能力がある。とても賢い。常に野球に没頭していた」と指導者としての資質を高く評価した。
トーリ氏はヤンキース監督時代、巨人から移籍した松井を主力として起用した。良好な関係は続いており「今でも一緒に夕食に行く仲だよ」。ただ、松井からいつか監督になるという話は「一度も聞いたことがない。でも、もし彼が話したいと思っているなら、喜んで応じるよ。無理強いはしないけどね」
「本当に、彼のことが楽しみでならないよ。まだ若いし、きっと頭の中でいろいろと考えているはずだ」と改めて期待を寄せ、「間違いなく彼と連絡を取って、話をするつもりだよ」と教え子と“監督論”を交わすことを約束した。
2026年10月24日 08時25分