横綱・豊昇龍(27=立浪部屋)が27日、福岡県糸島市の部屋で幕下以下の若い衆と15番取り、九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)での2場所ぶりの復帰へ向け、現地での稽古を再開した。四股やすり足を繰り返した後、土俵での稽古を開始する前には7月下旬、内側側副靱帯(じんたい)損傷などの手術を受けた右膝へ塩を振りかけた。そして稽古では右足から踏み込んで前へ出る感覚を確かめた。
一気に押しきれなかった相撲では、いなしからの投げで対応。13勝2敗の内容について「うちの若い衆も関取経験者。まあ、いいんじゃない」。元十両で九州場所では東幕下8枚目の大花竜(25)らとの土俵に自ら及第点を与えた。
初日まで2週間を切り、「ケガを悪化させないように(調整する)。出るつもりで準備します」と改めて場所への出場意欲を語った。その上で右膝に巻いたサポーターについて、「場所ではつけたくないね」。14日、岐阜・高山巡業から横綱・大の里相手に再開した稽古では金具入りの装具を着用したそうだが、現在は患部を締め付けるサポーターのみ。初日からはさらにサポーターの不着用も目指すそうで、横綱ならではの美意識も土俵上で垣間見られそうだ。
2026年10月27日 16時11分