体操の世界選手権(オランダ・ロッテルダム)に出場した日本代表が28日、都内で帰国会見に出席した。女子団体は60年ぶりに銅メダルを獲得し、28年ロサンゼルス五輪出場権を獲得。15年に16歳で日本代表入りし、27歳で悲願を果たした杉原愛子(アローヴラボ・TRyAS)は「10年以上かけてこの団体でメダルを獲得できたのは体操女子の歴史も含め、凄く重みのあるメダル。私たちが体操女子の時代を変えるという強い気持ちで臨んで、それを実現できたことが良かった」と喜びをかみ締めた。
出発点は16年リオ五輪の4位だった。「日本もメダルを獲れる位置に来ていると知れたからこそ、ずっと狙っていた」と道のりを振り返る。「自分が高校生の時からこういうパフォーマンスをしていたら、もしかしたら東京でも獲れていたかもしれない。複雑な思い、反省はある。でもその経験があって今回獲れているので、経験は大事だと思う」。先月の愛知・名古屋アジア大会期間中は村上茉愛強化本部長と宿舎が同部屋に。リオ五輪、東京五輪代表でともに戦った先輩と、メダルへの思いや体操界の未来について話し合ったことも力に変えた。
「オリンピックでは金メダルを目指したい。私たちなら必ず獲れると思っている。いい意味で無欲無心に体操を楽しみながら、これからも頑張っていきたい」。今後も日本女子をけん引していく。
2026年10月28日 18時04分