体操の世界選手権(オランダ・ロッテルダム)に出場した日本代表が28日、都内で帰国会見に出席した。男子団体総合は連覇を達成し、28年ロサンゼルス五輪切符を獲得。チームをけん引した橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)は金メダルを呼び込んだ印象的な場面について、2種目目のあん馬で1番手を務めた川上翔平(徳洲会)の演技を挙げた。
「(1種目目の)床も演技していない状態で、一番緊張感のかかるあん馬からのスタート。なおかつ初代表にも関わらず、あん馬の1番手で最高のパフォーマンスをしてくれた。そのシーンで勝てる流れになったと思っていた」
川上も13点後半にまとめた演技について「あん馬で一番手としてスタートを切れたのが団体優勝につながったと思っている」と自画自賛する。「1技目のリーニンという倒立の技で手が震えるほど緊張していた。その中で通し切れたのは自信になった」。床を除く5種目で演技し、跳馬、平行棒は14点台をマークした。
24年パリ五輪3冠の岡慎之助とは同い年。徳洲会で切磋琢磨(せっさたくま)を続けて日本代表入りを果たし、橋本、岡の二枚看板に続くオールラウンダーとして期待が懸かる。自らを「体操界の翔平」とアピールする23歳は「ロサンゼルス五輪の団体金メダルが一番の目標。そこに向かって一生懸命取り組んでいきたい」とさらなる高みを見据えた。
2026年10月28日 19時15分